Gloomy Sunday

Missローレンス

再び(一年半ぶりくらいですけど)アメコミにおけるデミトリの暗躍っぷりを追ってみたいと思います。

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Darkstalkers Vol.2 より
*****

執事「ミスローレンス、こちらへ。
当主マキシモフ様からあなたにお部屋に来ていただくようにとの仰せです」
ミス・ローレンス「マキシモフ様が……わたくしに?」
執事「さようでございます」

執事「今宵早くに広間でお姿を見かけて、特にあなたをとのご指名なのです」
「デミトリ様は類まれな審美眼をお持ちですから……」


とまどいがちに部屋に入るローレンス嬢。

デミ「ミスローレンス、固くならずに、どうぞこちらへ」
「私の従者たちは皆確かな目を持っているが、
大広間で君の姿をこの目で見て
君こそ、我が贈り物にふさわしいと心を決めたのだよ。
ここへ来た時から君が求めていたものだ」

「光栄ですわ、マキシモフ様。
わたくし、お許しがいただけるのをずっと待っていましたの」

「永遠の命の保証を夢見てこの城を訪れる者は多いのだ。
時を経ても朽ちることのない、不老不死の永遠の美の約束――
だが、中にはその代価を支払うことを望まない者もいた。君は望むかね?」

「はい」

「永遠に、君の意思を私に委ねることを望むかね?
君の血を我が渇望に捧げ、私が復活に近づき
陽光にも打ち勝つ力を得る礎となることを望むかね?」

「ええ、何でもいたしますわ。死を克服できるのなら」

「よろしい。では始めようか」

いきなり魔の本性を露にして立ちあがったデミデミに息を呑むローレンス嬢。
「っ……。そ、それが……真のお姿なのですか?」

「恐ろしいか? 怖気づいてもう私の贈り物を受け取れないのかな?」

気圧されたように間近にそびえ立ったデミデミを見つめるローレンス嬢。
「…。い、いえ…」

にやり、と牙をむいて(でも一応ビビってしまったローレンス嬢への気遣いからか?!
人間の姿をとったまま)お召し上がりになるデミデミ。

「ぁあ…」

「ベリオール、貴様もいずれ我が力の前にひれ伏すのだ!」

*****


モリガン様相手の時は遠慮なくガーっと魔性の姿でしたけど……。
今回の台詞回しはなんとなく、CV:塩沢兼人のゆったり喋りのイメージかな。

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